音声で入力する歯周チャート:数字を言うだけ

最終更新日: 2026-07-31

プロービングしながらポケット深さと所見を声に出せば、そのままチャートに記入されます。言い直しも声でできます。英語、フランス語、ドイツ語で利用できます。

  • 数字を言うと今いる部位に入り、チャートは自分で次へ進みます。
  • アシスタントに言うのと同じ調子で言い直せます。「いや、3ではなく6」。
  • サブスクリプションに含まれ、ログインした患者チャートで動きます。無料チャートにマイクはありません。

使いはじめる

患者のチャートを開き、現在のチャートのタブのまま、その上の Voice を押します。スペースキーでも同じです。

最初に押したときにマイクが何をするかが説明され、同意を求められます。続いてブラウザが自身の文言でマイクを求めます。どちらも一度だけです。

アプリに設定されている言語で話してください。音声入力が動くのは 英語、フランス語、ドイツ語 だけで、それ以外の言語ではボタン自体がありません。ここに挙げるボタン名が英語なのもそのためで、画面に出るのはこの表記です。

話す

測りながら数値を言います。「Three four two」で三部位が埋まり、四つ目に止まります。数字を三つ打つのとまったく同じです。深さの直後に「bleeding」と言えば、いま測った部位に出血が付き、そのままプロービングを続けられます。プラークや排膿は、その語を一度言ってその行へ移り、各部位をあれば「one」、なければ「zero」で答えます。「depths」で深さに戻ります。

数字だけはっきり言えば、あとはいくら砕けていてもかまいません。言いよどみ、患者への「はい」、体勢を直す間。聞いているのは測定値であって、会話ではありません。

英語フランス語ドイツ語
深さまたは退縮three, four, ten, sixteentrois, quatre, dix, seizedrei, vier, zehn, sechzehn
いま測った部位の出血bleeding, no bleedingsaignement, aucun saignementBlutung, keine Blutung
行を移るplaque, suppuration, depthsplaque, suppuration, profondeursPlaque, Suppuration, Taschentiefe
その行で:あり、なしone, zero, yes, absentun, zéro, oui, absenteins, null, ja, nicht vorhanden
一部位進むnext, backsuivant, précédentweiter, zurück
特定の歯へ直接tooth forty sevendent quarante septZahn siebenundvierzig
直前を取り消すundoannulerrückgängig
終了stopstop, arrêterstopp, anhalten

深さは 0 から 16 までで、「ten」「fourteen」のように語で言います。歯も同じ言い方で、チャートが表示している番号体系のまま呼びます。つまり同じ歯が FDI では「forty seven」、1-32 では「thirty one」になります。

言い直す

出てきたとおりに言ってかまいません。「No, six instead of three.」

言い直しは、すでにチャートにあるものへの指示として読まれます。ですから値を追加するのではなく、置き換えるか消します。チャートに載っている測定値は、すべてあなたが測定値として口にしたものです。

意図を読み取れなかったときは何も変わらず、パネルがそう伝えます。undo と言うか、Ctrl Z を押すか、セルをクリックして上書きしてください。

聞いている間に見えるもの

画面の中央にパネルが開きます。プローブを手にしたままでも読める大きさです。

  • 大きな数字 は今書き込まれた値です。その横に直前の二つが淡く並び、下に歯と部位が示されます。
  • 琥珀色は「聞き取ったがまだ書いていない」という意味で、パネルのチップにも、向かう先のセルの周囲にも出ます。琥珀色のものはチャートに入っていません。
  • 下端の行は拾った内容を示し、何かを退けたときはそのことを伝えます。
  • Pause、Resume、Stop voice は上部に並びます。

クリックはパネルを通り抜けて背後のチャートに届き、パネルがキーボードを奪うことはないので、止めずに何でも上書きできます。

キー

キーはたらき
Space聞き取りを開始、または一時停止と再開
Escape一時停止
Ctrl Z または Cmd Z直前の値を取り消す

入力欄に文字を打っている間は無視されるので、スペースキーは患者名の中でそのまま空白を入力します。「stop」と言うとセッションが終わり、パネルの Stop voice と同じです。

マイク

  • 音声入力が動いている間だけ有効で、ブラウザ自身の録音インジケーターがその間ずっと点灯するので、状態はページの外からも見えます。
  • Pause は送信をすべて止めます。Stop voice はマイクを返し、インジケーターが消えます。
  • 騒がしい部屋ではヘッドセットの価値があります。AirPods でも、有線のヘッドセットでも、携帯に付いてきたイヤホンでも、マイクは口元に来るので、バキューム、タービン、コンプレッサーはあなたの声よりずっと後ろに届きます。ノートパソコンやタブレットのマイクは腕一本ぶん離れていて、あなたの声と同じくらい部屋の音も拾います。
  • ヘッドセットはすでに携帯とペアリングされています。 パソコンでチャートの上にある携帯ボタンを押し、出てきたコードを読み取ると、携帯が同じチャートを開きます。話すのは携帯、読むのはパソコン、使うのは一度に一台にすれば、パソコンに戻ったときに値が入っています。
  • 使われるマイクは、パソコン側で選ばれているものです。Zermmi にマイクの一覧はありません。パソコンのサウンド設定か、このサイトについてはブラウザの設定で変更してください(Chrome と Edge はアドレスバー左のアイコンの中にあり、Safari はシステム設定に従います)。セッションは開始時のマイクをそのまま使い続けるので、Voice を押す前に選んでおいてください。
  • 音声は文字起こしの委託先である OpenAI へ送られ、言葉になります。Zermmi は録音も書き起こしも保存しません。 OpenAI もそれをモデルの学習には使わず、不正利用監視のログを最長三十日保管します。
  • 測定値でないものは、意味を読み取るためにテキストとして送られます。測定値を言い、患者の名前やその人を特定できるものは、動作中に声に出す内容から外してください。
  • 三分間発話がないと自動で一時停止し、二十分でセッションを終えます。つけたままのマイクが午後じゅう開いたままになることはありません。
  • 各セッションは、それが行われたという記録を残します。いつ、どの患者チャートか、言語、おおよその場所です。音声も書き起こしもその中にはありません。
  • 断っても他は何も変わりません。チャート入力もキーボードも書き出しもこれまでどおりです。全体の説明は プライバシーポリシー にあります。

知っておくとよいこと

  • 英語、フランス語、ドイツ語。 それ以外の言語ではマイクは出てきません。
  • 根分岐部は I、II、III で評価する ため、話すのではなくクリックか入力で入れます。歯肉が退縮せずまだ歯冠を覆っている マイナスの退縮 には - キーが要ります。-1 が入ります。
  • 一度に一部位、今いる行で入ります。一文で一象限がまとめて入ることはありません。
  • セッションは一日単位で数えます。 音声を開始すると、残り回数がボタンに表示されます。

音声はチャートの一部です。それ以外にできることは 歯周チャートのガイド に、サブスクリプションに含まれる内容は 音声入力のページ にあります。


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